アニマルスターフィールド。 ~アニマルシェルター(犬と猫の保護施設)~

犬を飼うこと。猫を飼うこと。

【 動物と 共に暮らすこと。 】

生き物たちは、

人間に飼われた時点で 自然でなくなり、自分で自分の世話をすることができなくなります。

その 生きるすべて を飼い主に依存します。

子どものように、いつかは独り立ちすることもありません。

毎日世話し、教育し、心身のケアをしてやり、遊び相手にもなり、介護をしてやるのも、ぜーんぶ、あなたです。

飼い始めたその日から、その命の終わるときまで、あなたと共に居ることを、動物たちは約束します。

あなたも、最期まで責任をもち、必ず手放さないことを、誓ってください。

 

 

【 犬や猫を選ぶとき、飼うときに考えたいこと。 】

●あなたはどんな性格?どんなライフスタイル?

あなたの家族を選ぶとき、まず考えたいのが、あなた自身・またはご家族のライフスタイルです。犬や猫にどれだけの時間と手間をかけることができるのか。経済的・心理的・時間的余裕があるのか。

毎日朝早くに家を出て、夜遅くに帰宅する忙しい方に、犬を飼うことは無理でしょうし、逆に、家にいる時間の長い専業主婦の方には、犬や猫の飼育をすることで、日々の生活に楽しみがプラスされるでしょう。

猫よりも犬の方が世話にかかる時間は長くなります。犬にとっては、散歩や遊び、運動を毎日おこなうことは必須のことです。それも、単体で狩りをしてきた猫と違い、犬は群れで行動しますから、飼い主さんが一緒におこなう必要があります。

犬の散歩やしつけ、遊びや社会化などは、飼い主さん方にとっても、いちばん時間を割かれる部分でしょう。

ライフスタイルを考えたあとは、あなた自身・そしてご家族の性格を考えましょう。人同士・犬同士・猫同士に相性があるように、もちろん、人と犬・人と猫にも相性があります。

犬・猫を選ぶ前に、一度、ご自身のことを考えてみましょう。

あなたが明るく活発な性格で、犬とアウトドアを楽しみたい人・家庭であるのならば、同じく明るく活発な犬が合うでしょうし、休日は家でゆっくり過ごしたいのんびりした人・家庭であるならば、同じおとなしい性格をした猫が合うでしょう。

おとなしい性格の人が活発な性格の犬を飼えば、あなたもストレスを感じるでしょうし、犬も退屈さや物足りなさを感じるでしょう。

犬・猫は飼い主を選ぶことはできませんから、充分に考慮して選びましょう。

気になる犬や猫を見つけたら、見た目やイメージばかりにとらわれることなく、まずはその種類・品種の特性をよく知り、さらに個体の性格を考慮して、ご自分のライフスタイルと性格に合っているのかどうかを、“冷静に” 判断してください。

●ペットは生きていくための全てをあなたに依存しています。

毎日の食事、排泄物の処理、清掃、運動、散歩や遊び、しつけ、健康管理などしなくてはならないことはたくさんあり、さきに述べたように、これらをこなす時間と体力、そして相応の知識が必要です。

糞の放置・吠え声・放し飼い・臭いは、多くの地域で問題となっています。周りに迷惑をかけないために、糞の始末はもちろん、衛生面の管理、周囲を考慮したしつけや、場合によっては飛び出し防止の柵や、防音対策なども必要になります。

二人暮らしの熟年夫婦が、犬や猫を飼いはじめるという場合は、自分たちが歳を重ね、動物も老いたときの世話や介護のことも考えて、動物の種類や年齢、大きさ等を選ぶ必要があります。もしもの場合も想定して、万が一の預け先や引き取り先も、決めておいた方がよいでょう。

子どもにせがまれてという場合は、本当にその犬や猫を家族全員が飼う意思があるのか、充分に考慮する必要があります。遊びに部活に勉強、また、進学・就職・転居などで、結局は親が世話をすることになるケースがほとんどなのです。もし、ご両親が「世話するのは子ども。わたしたちは忙しい。」と、子どもに任せっぱなし、与えっぱなしを考えているようであれば、犬や猫を飼い始めるべきではありません。子どものおもちゃが一つ増えるのとは、全く違うのです。ご両親にとっても、家族が、護るべき命が、増えるのです。

もし小さなお子さんのいるご家庭で、犬や猫を飼い始める場合は、子どもの突飛な行動にも過剰反応を示さないような、穏やかな性格の犬・猫がよいでしょう。

わたしたちは第一に、動物たちの求めているものが何かをくみとってやり、満たしてやらねばなりません。癒しや可愛さなど、動物にばかり求めていては、いけません。あなたの飼う動物を精一杯幸せにしてやり、そうすることで、相乗効果が生まれ、こちらも幸せになるのです。

●さいごに。

動物を飼うことは、その一生を責任をもって面倒を見ることです。毎日食べ、排泄し、運動し、眠り、その世話は休みなく続きます。定期的に被毛や爪、耳、歯などの手入れもします。長毛種では、毎日のブラッシングは欠かせません。

動物は生きていて、感情をもつので、決して飼い主の思い通りにはなりません。

しかしペットの起こしたトラブルはすべて、飼い主の責任です。飼育の仕方を間違えたために、動物の存在が逆にストレスやトラブルの元となることも、少なくはないのです。

もしかすると、あなたの想像しているほど、動物との暮らしは、美しくキラキラと輝いたものではないかもしれません。

動物との暮らしでは、責任と、惜しみない努力の向こうに、なにものにも代えがたい、最高の喜びがあります。

その命の尽きるときまで、いつも共にする喜び。これは、動物と暮らす人間だけが味わえる、大きな喜びです。

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